2023年10月25日水曜日

「DreamTheaterにMikePortnoy復帰」について

 DreamTheaterにMikePortnoy復帰という嘘のような本当のニュースが目に入ってきました。


実際HPを見にいってみるとガチでした。(DreamTheaterHP)


僕としては最も恐れていたことが起こったわけです。


レッチリにジョンフルシアンテ復帰とか、

MotleyCrueはオリジナルメンバーに戻って現在MickMarsの追い出し騒動があったり、

バンドの喧嘩別れみたいなんでメンバーが変わるみたいなんはよくあるっちゃあるんですよね。


特にドリームシアターはその規模がでかかったというのがあり、

20数年一緒にやってきたメンバーと違えたわけですからまあ一大事やったわけです。


やっぱり人同士なんでトラブルはありますわね。

特に長くやってるバンドはバックボーンが幼馴染とか若い時からの付き合いやったりするわけでそれが時を経るにつれてついてくる人が増えてって感じなので、

本質的には友達とか親友とか家族とも変わらないんですが巻き込む人が増えて大きなことになるというか。


今回のことも発端はMikePortnoyが積極的にDreamTheaterの動向を決めていた時に色々他のバンドのサポートしだしてそっちに専念したいなみたいな感じで休止を持ちかけたことが始まりで、

他のメンバーとソリが合わなくなって積年のフラストレーションも相まって脱退というか追放に至ったわけです。


やっぱ巻き込む人が多くなったからこう大事にはなっていますが、結局は痴話喧嘩やったわけですね。


多分衝突もなるべく避けてきた中であまりにも自分勝手な行動をPortnoyが提案したから痺れを切らしたというところだったのだろうと思いますが、


私がDreamTheaterを聞き出した頃というのはちょうどこの最中でMikeManginiがオーディションで受かった直後ぐらいでした。


かなり壮大なオーディションを開催しドラマーも10人ほど取っ替え引っ替えでオーディションに臨みその様子もドキュメント風に撮影されていました。


このオーディションに非常に感銘を受けた方は多いと思います、

実際私もどんな上手い人でもこれだけ真摯にその出来事に向かって集中するわけやから頑張ろうとみるたびに勇気をもらっていました。

今でもたまに見たりします。


ですが、結局はこれもなんというか茶番になってしまうようなあっさりとした復帰。


あんな壮大なことしといてそら無いやろうと、一人の男の人生をいい意味でも悪い意味でも変えた発表であったことに間違い無いんです。


もちろん古くから聞いてた人はMikePortnoyが戻ってくることは嬉しいと思いますよ、

そらMotleyにVinceNeilが戻ってきた時と一緒です、結局あいしかいないだろうと。


でもやっぱりManginiにも人生があるわけだし、JohnCorabiにも人生があったわけです。

まあ華々しい経歴として語れはしますが、バンドとしてはもっと彼らを活かせたんじゃないかなと思うわけなんですよね。


これはあらゆるバンドに言えると思いますが、バンドとしての活動のためには一員となって動いてくれた方が楽なわけです。


ただ新しいメンバーを受け入れる側はほんとに全て受け入れてその場に立たせているのか。


もっと彼らの過ごしやすい環境を作ってやれたんじゃないかなと思うわけです。

前はこうやってたからとかいうのもわかりますが、じゃあ別に俺である必要ある?みたいな。


どうしても前任と比べる方向になってしまうんですよね。

まあバンドの名前を変えてない限りはそうしないと仕方ないところもあるとは思いますが。


メンバーが変わったら別バンドぐらいには思わないとやっぱ上手い奴がやったから上手くいくかという世界でないというのが芸術とかエンタメの世界なんで、まあ覚悟が足らんなと言ったとこでしょうか。


というところを踏まえてバンドというのは"人"と思わされます。

やっぱ人がやってるからには人が見られる、もし前任より光るものがあったら別ですが。


MaliceMizerとかもヴォーカルが3回変わっていますが、2代目のGacktがバンドを確固たるものにした印象が強いので3代目のKlahaの時の曲もいい曲多いんですがやはりGacktの印象が強くGacktを求める人は勝手にソロデビューしたGacktに目が移る。


やはりバンドは人、人が変わればバンドは全く違うものになる。


お客さんはやっぱり敏感やし演者はもっとこの事実に真摯に向き合うべきというか、

今まで培ったものは壊すつもりで新しい方向示していかないとそれは新しいメンバーに迷惑になるし、見てる側にも歯痒い思いをさすことでしょう。


で結局そのギャップが埋まらんまま仲直りするわけ、その方が早いから。

なんと浅はかなんでしょう、逆から見ればそれは美しい出来事なんですけどね。


まあ長々書きましたが...僕はDreamTheaterはそんな浅はかじゃないと思ってたんですが、

まさかタブーをしちゃうとは多分もう聴かないし観に行かない...


Motleyも今日本きてるけどあんな感動的な映画作っといてMick追放とかね、Vinceの歌でいいならMickでもいいでしょ。笑


ていうわけで久々のブログは結構重めのお話でした。


バンドって大変だね、僕も頑張ります。




以上


ライブ情報

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